レシピ・食品管理システム レシピカテゴリー:"丼飯・カレー等"

エスカロップ(根室)

根室市は、北海道の最も東側あります。納沙布(のさっぷ)岬からは日本で一番早く「朝日」を見ることができます。
エスカロップは、水産都市根室ならではのボリュームのあるワンプレート(一皿に盛りつけた)料理で、地元では「エスカ」と呼ばれて親しまれています。
タケノコ入りのバターライスに薄切りのトンカツをのせて、デミグラスソースをかけた料理です。
名前の由来はフランス語の「エスカロープ」 escalope (肉の薄切り)からつけられたそうです。
市内の飲食店から発祥した料理ですが、今では“花咲ガニ”に次ぐ名物です。

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エゾシカ肉のポルペッティーニ

エゾシカ肉は、昔から北海道で暮らす人々の貴重な食糧でした。エゾシカ肉は低カロリー、高タンパク、鉄分やDHAなどが豊富です。 欧米ではヘルシーな高級食材とされています。
☆この料理のポイント
ポルペッティーニとは、イタリア語で肉団子のことです。
肉団子には、赤みそを加えてまろやかにしています。
(平成28年度北海道学校給食調理コンクール優良賞 札幌市立西小学校)

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スープカレー (札幌)

1970年代前半、札幌市内の喫茶店が薬膳スープにカレーの味をつけて売り出したのがスープカレーの始まりと言われています。
スープカレーには、ダシの旨味が効いたスパイシーなスープに大きめに切った肉や野菜がたっぷり入っています。
栄養のバランスのとれたボリューム満点の北海道らしい料理です。
ごはんとスープを交互に食べたり、スプーンにのせたご飯をスープに浸して食べます。
現在では、札幌から全国に拡がっている話題性の高いカレー料理で『札幌ラーメン』に次ぐ名物料理となっています。
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ソースカツ丼

一般的なカツ丼の具は、「豚カツを卵でとじたもの」ですが一部の地域(福井県、山梨県、群馬県、岡山県)では甘辛のソースをかけた『ソースカツ丼』が好まれています。
北海道内にもいろいろな豚カツ料理があります。北見市と近郊の訓子府町・置戸町では『たれカツ丼』が食べられています。根室市では、ドミグラスソースをかけた『エスカロップ』が親しまれています。
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鮭ザンギ丼

ザンギとは、北海道における「鶏の唐揚げ」のことですが、鶏の替わりに魚介類を使った「たこザンギ」、「たらザンギ」、「いかザンギ」も道民に親しまれている料理です。
鮭ザンギ丼は、手軽にオホーツクのおいしい鮭を味わってもらうために生まれた料理です。
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十勝 ぶたどん

歴史がある十勝(帯広市)の郷土料理。薄く切った豚肉を炭火やフライパンでこんがり焼いて、甘辛いしょうゆだれにからませてごはんにのせた丼です。発祥は、1933年(昭和8年)、帯広駅前の「ぱんちょう」です。店主さんは、鰻丼(うなどん)をヒントに、手軽に豚肉を味わえる料理として開発しました。
雄大な大地に恵まれ、日本有数の農業地帯でもある十勝地方ですが、開拓の歴史は険しいものでした。十勝開拓の父といわれる依田勉三(よだべんぞう)が北海道開墾を目的に「晩成社(ばんせいしゃ)」を結成したのが1882年(明治15年)。それから50年間開拓を続けましたが、干ばつ、長雨、寒気、病気などで困難を極めました。「開墾のはじめは豚とひとつ鍋」(人と家畜が食料を分け合った)という開拓時代の厳しい暮らしをうたった言葉が残されています。「豚丼」には、十勝開拓に大きな役割を果たした豚を大切にしてきた歴史があるのです。
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中華ちらし(帯広市)

道東では、手早く調理できるワンプレートの料理が『郷土の味』として定着しています。とても寒い地方なので調理時間も短くて、短時間で食事できることも働く人たちの条件だったのかも知れません。そういえば、豚丼やエスカロップなどもワンプレートですね。
中華ちらしの発祥は、帯広市内の中華料理店の『まかない』(従業員の食事用に作られる料理)からと言われています。
白菜、たまねぎ、もやしなどの野菜、イカ、ホタテ、エビなどの海産物、豚肉を炒めて、炒り卵を加え、白米のご飯にかけます。
味付けはあんかけ風ではなく砂糖や醤油を使った和風味でさっぱりとしています。香ばしい炒め油の香りが食欲をそそる丼です。

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豚とお豆のフェイジョアーダ風カレー(ブラジル)

フェイジョアーダは、ブラジルの代表的な豆と肉の煮込み料理。
日本のみそ汁のような家庭の味で毎朝食卓にのる料理だそうです。
ブラジルサッカーの強さは栄養たっぷりの『フェイジョアーダ』のおかげかもしれませんね。
フェイジョアーダの味付けは、基本しお味ですが、アレンジしてカレーにしてみました。
豆は北海道産の金時豆、小手亡豆、黒豆を使っています。
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南インド風ココナッツチキンカレー

南インド風のトロピカルなカレーです。
だしやスープを使わないインドカレーのうまみの元は、トマトやヨーグルト、ココナッツミルクです。
スパイスの香りや辛み、トマトの酸味とココナッツの甘味がまろやかな本場の味です。
インドでは、バナナの葉にごはんとカレーなど数種類を盛りつけた『ミールス』という定食形態に盛り合わせて手で混ぜ合わせて食べます。
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