食事は生きる上での基本です。また、国民1人1人が「食」について改めて意識を高め、「食」に関する知識と選択する力を習得し、心身の健康をつくる健全な食生活を実践することが重要です。6月は食育月間です。家で過ごすことが増えた今こそ、食材を選び、料理を作り、大切な人と食卓を囲む大切さを見直し、普段の食生活を振り返る機会にしませんか。 |
●誰かと一緒に食事をする(共食)する |
・健康だと実感している | |
小学生...朝の疲労感や体の不調がなく、健康に関する自己評価が高い。 中学生...心の健康状態がよい。 成人や高齢者...ストレスがなく、健康だと感じている。 |
・健康な食生活に結びついている |
野菜や果物といった健康的な食品の摂取が多く、インスタント食品や ファーストフード、清涼飲料水の摂取が少ない。 乳幼児~小学生...主食・主菜・副菜がそろったバランスよい食事をとっている。 |
・規則正しい食生活との関係 | |
乳幼児...食事や間食の時間が規則正しい。 ・生活リズムが整えられている起床及び就寝時間が早い。 |
●朝食を毎日食べる |
・朝食を食べる習慣と食事の栄養バランスと関係 |
中学生や大学生、成人...穀類、野菜類、卵類などの食品の摂取量が多い。 大学生や成人...たんぱく質や炭水化物、鉄、ビタミン B1、ビタミンB2などの 栄養素の摂取量が多い。 |
・良い生活リズムとの関係 | |
幼児〜高校生...早寝、早起きの人が多い。 幼児や中学生、成人...睡眠の質がよい人が多いことや不眠傾向の人が少ない。 |
・心の健康との関係 |
中学生、成人...ストレスを感じていない人が多い。 |
●栄養バランスに気を付けて食べる |
・主食・主菜・副菜を組み合わせた食事は、栄養バランスのとれた食生活と関係している |
バランスよく栄養素や食品をとれている。また、ビタミンなどの栄養素が不足している人が少ない。 |
・病気のリスク低下に関係している食事パターンがある | |
胃がん・大腸がん・乳がん・糖尿病の発症リスクが低い。 ・バランスのよい食事は長寿と関係している 死亡のリスクが低くなる |
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※参考:令和2年10月 農林水産省作成パンフレット 「『食育』ってどんないいことがあるの?~エビデンス(根拠)に基づいて |
分かったこと~」 |
※エビデンスに関する論文・報告等については下記をご参照ください 農林水産省ホームページ: |
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/evidence/index.html |