今日のテーマは「北海道の牛肉」について
「北海道の牛肉」
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北海道の肉用牛の農業産出額は全国第1位で、令和3年には1,131億円となり、本道農業全体の22%を占めています。肉用牛の生産量には肉牛だけでなく乳用牛や子牛も含まれています。日本で生産される全体の約7割が乳用牛の雄牛を去勢した美味しい赤身をもつ牛肉で、食用ホルスタイン種、黒毛和種×ホルスタイン種の交雑種などがあります。残りの約3割が和牛等の肉牛です。 |
「国産牛」は、品種や生まれた土地に関係なく、生まれてから出荷までの間、最も長く日本で飼育された牛のことを指します。スーパーなどで見かける「国産牛」と表示されたお肉は、ほとんどの場合においてホルスタインのお肉か、交雑種のお肉です。
一方の「和牛」は、黒毛和種、褐毛和種(あかげわしゅ)、日本短角種、無角和種と、これら4品種の間での交雑により生まれた牛のことを指し、和牛の場合には「和牛」と表記して販売されています。つまり国産牛の中に和牛が含まれています。(下図を参照)
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お肉の表示ハンドブック2019(全国食肉公正取引協議会発行)より
和牛と言えばブランド牛肉や銘柄牛がおなじみですが、これらはおいしさと品質で知られています。全道各地には約30種類のブランド牛や銘柄牛があります。 |