今日のテーマは「北海道の冬野菜 ちぢみほうれん草」について

北海道の冬野菜

ちぢみほうれん草

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寒締め(かんじめ)ほうれん草

ちぢみほうれん草は冬に収穫して出荷する数少ない北海道の野菜の一つです。葉の部分が縮んでいて肉厚で、北海道ならではの寒さを生かした栽培法により、一般的なほうれん草に比べて甘みが強いのが特長です。地域によっては「寒締めほうれん草」「しばれほうれん草」とも呼ばれます。

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  • JA北海道中央会では、道内の主な産地の農協として「びらとり農協、きたみらい農協(北見市)、木野農協(十勝管内音更町)、東川町農協(上川管内東川町)、道北なよろ農協(名寄市)」を挙げています。また、渡島管内七飯町でも栽培が盛んです。

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ビタミンCが豊富

冬のほうれん草は、夏のものと比べて栄養価が高いことで知られています。特にビタミンCの含有量は3倍になります。これは、植物が低温環境で凍結を防ぐために養分を蓄える性質によるものです。

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参照 日本食品標準成分表(八訂) 増補2023年