今日のテーマは「夏の食事」について
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夏の食事

本格的な夏の到来を感じる今日この頃、夏を元気に過ごすためにぴったりな 食べ物やメニューを紹介します。

名前に瓜のつくもの
西瓜(すいか)、胡瓜(きゅうり)、冬瓜(とうがん)、苦瓜(にがうり=ゴーヤ)、南瓜(かぼちゃ)は、夏が旬の食べ物です。西瓜や胡瓜は体の熱を下げ、利尿作用で余分な水分を出してくれます。苦瓜はビタミンCが豊富で、夏バテ防止にもぴったり。冬瓜は、冬までもつことからその名がつき、古くから暑気払いに効く食べ物として重宝がられていました。南瓜は栄養豊富で糖質も多いのが特徴で、保存性が高いため、冬至に食べる風習もうまれました。

きゅうり ‥‥ 酢の物  とうがん ‥‥ 煮物
にがうり ‥‥ チャンプルー かぼちゃ ‥‥ 煮物、てんぷら
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そうめん
七夕にそうめんを食べる習慣は、古くから存在します。鎌倉時代の儀式書『師光年中行事』には、1月15日の七草粥や3月3日の桃花餅などと並び、7月7日に索餅(そうめんの原型)を食べることが宮中の年中行事として取り入れられていたと記されており、その歴史の長さがうかがえます。七夕の行事食であるそうめんを食べると無病息災で過ごせるといわれています。そんな願いを込めて、そうめんをより美味しくいただきましょう。
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夏の暑さによって体内にたまった熱や疲労を払い、夏を乗り切りましょう。