今日のテーマは「にら」について
「にら」について

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通年を通して食べられる野菜ですが、2月から5月が葉が柔らかく甘味があります。
道内では知内町やむかわ町が主な産地です。

日本では、9世紀頃には栽培されていました。『古事記』や『日本書記』『万葉集』にも記載があり、古くから整腸剤として使われ、薬効のある野菜とされています。

βカロテンやカリウムが豊富でビタミンEも多く含まれています。

ネギの仲間なので硫化アリルを含みビタミンB1の吸収を促進します。

あらかじめ切っておくと、酵素の働きで臭いがきつくなるので、調理の直前に切るようにします。

使い切れない場合は、傷みやすい葉先から使いましょう。

短時間で手早く加熱すると風味良く調理できます。
にらは、卵との相性が良い食材です。汁物、炒め物、雑炊、卵焼きなど卵と一緒に調理すると栄養価が高い料理になります。