今日のテーマは「鱈」について
鱈について

魚へんに雪と書く『鱈』は、冬の北海道を代表する魚です。
鱈は、真鱈(マダラ)とスケトウダラの2種類があります。
真鱈は大きく丸々とした魚体ですが、スケトウダラは細長く痩せています。

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真鱈の白身はフライや鍋料理でいただきます。軟らかく淡泊な魚肉は、たんぱく質、ミネラル、ビタミンも豊富でどんな料理にも合います。脂肪分が少なく消化も良いので離乳食や介護食にも使われます。
真鱈の精巣(真タチ)は、汁物や天ぷらでいただきますが冬の味覚として珍重されます。

スケトウダラは、主にかまぼこやすり身の原料になります。
スケトウダラの卵は、タラコや明太子として食べられています。 タラコは魚卵ですので、栄養価が高くビタミン類やミネラル類を豊富に含みますが、塩分とコレステロールが高めなので一度にたくさん食べることのないように気をつけましょう。
ちなみに「銀ダラ」はタラの仲間ではありません。 鱈は低エネルギー、低脂質ですが、銀ダラは脂が濃厚で高エネルギーです。

又、鱈には、アニサキスという寄生虫が付いている場合があるので加熱調理して食べましょう。

鱈は、世界中で食べられている魚です。イギリスの「フィッシュアンドチップス」が有名ですが、ポルトガルでは、タラを干物にしたバカリャウを使ったグラタンやコロッケ、シチューが名物料理です。

みなさんは、どんな鱈料理が好きですか?

(煮付け、フライ、たらちり鍋、じゃっぱ汁(あら汁)、棒鱈の煮付け)

《北の海の恵み食育推進委員会開発商品》
  • 釧路産鱈ザンギ

釧路で水揚げされ厳選した新鮮なスケトウダラを使用し、食欲をそそる醤油ベースの味付けでザンギにしました。

  • 釧路産鱈フライ

釧路で水揚げされ厳選した新鮮なスケトウダラを使用し、フライにしました。

  • 北のおさかな鱈メンチ

北海道産のスケトウダラを原料としたすり身とフィレをバランス良く配合し魚肉でメンチの食感を出しました。たまねぎとにんじんも入っています。