今日のテーマは「マイワシ」について

今年も道東沖の「マイワシ漁」が好調です。大型の巻き網船団による「マイワシ漁」は6月下旬から10月下旬まで行われます。

道東沖のマイワシは小さくても脂のりがいいのが特徴です。

イワシの名前・詳細について
  • ニシン目ニシン科マイワシ属
  • 地方名:おおばいわし(岩手、新潟)、ちゅうばいわし(新潟)、ななつぼし(北海道、岩手、新潟)、ひら(宮城)、ひらご(高知)、Japanese pilchard (英)と呼ばれます。

マイワシの資源水準は数十年周期で大きく変動し、それとともに分布範囲も大きく変化しています。資源の高水準期には日本海近海を中心に、黄海・東シナ海から日本海全域と北西太平洋に広く分布し、低水準期には中部日本以南の近海域に分布域が縮小します。
春~夏に北上回遊して餌を探し、秋~冬に南下回遊して産卵・越冬します。
産卵期は12~6月までと長く、盛期は太平洋で2~3月、日本海で3~6月となります。

マイワシの栄養素は、「タンパク質」、「鉄分」、「カルシウム」が多く、特に「脂肪」には高度不飽和脂肪酸のEPAとDHAが多く、生活習慣病の予防や脳の活性化に有効です。
学校給食の献立には、「フライ」をはじめ、「煮つけ」、「つみれ」、「ムニエル」など様々な魚料理として活用されています。

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「マイワシ」 レプリカ (公財)北海道学校給食会 貸出用

学校給食用物資取扱商品

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