今日のテーマは「節分」について
令和3年(2021)の節分は2月2日(火)です。令和3年2月3日が立春なので、その前日の2日が「節分」となります。節分が3日でなくなるのは昭和59年(1984)2月4日以来37年ぶり、2日になるのは明治30年(1897)2月2日以来124年ぶりとなります。 setubun1.jpg
1.どうして節分に豆をまくの?

節分には、「鬼は外、福は内」といった大豆(北海道では落花生)をまいて、邪気を祓(はら)った後に、年齢の数だけ豆を食べて、1年間の幸せを祈ると言われています。

これは、米と同じエネルギー源で霊力を持つとされる豆をまくことで、病や災いを祓い、更にその豆を食べることで力をいただけると考えられたからです。
この考え方が中国の古い鬼追いの行事「追儺(ついな)」と合わさり、広まったとされています。

2.大豆をもっと食べましょう

「畑の牛肉」と称される大豆ですが、文部科学省の「日本食品標準成分表」によると、いり大豆の可食部100g当たりのたんぱく質量(37.5g)は、和牛肉もも(焼き)と同量のたんぱく質量(27.7g)を上回ります。
しかも、体内で作ることのできない必須アミノ酸9種類を含め、人間が必要とするアミノ酸20種類すべてを含む強力なたんぱく源です。

また、たんぱく質以外にも、大豆には、アンチエイジング効果で注目されているポリアミン、総コレステロール値を低下させる大豆レシチン、腸内の善玉菌を増殖させるオリゴ糖、抗酸化作用がある大豆サポニンなど、多くの機能性物質を含んでいます。

(出典:農林水産省 消費者の窓)

3.大豆はさまざまな食品に変身します。(小学校第3学年 国語科「すがたをかえる大豆」で学習)

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学校給食用物資取扱商品

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