今日のテーマは「小豆」について
魅惑の赤い穀物、小豆 |
小豆はかつて「赤いダイヤ」と呼ばれ、先物取引の花形でした。これは、冷害等によって収穫量が数倍の幅で頻繁に増減し、単価が乱高下したことによります。 現在でも価格の変動はありますが、農地の改良と栽培技術の向上、そして冷害等に強い品種の育成により生産は安定し、収穫量の変動幅はかなり小さくなりました。平成30年全国の小豆の生産量は42,100tで、大半を北海道が占めています(約93%)。北海道の他、丹波(京都府・兵庫県)・備中(岡山県)が小豆の三大産地と言われています。 |
(参照データ):農林水産省「作物統計」平成30年(2018年) |
小さな粒からひろがる世界 |
豆といえば大豆が代表的ですがひだり右の図のように、小豆も日本の食文化に深く根付いていることがわかります。 |
(引用):2008年6月発行 (公財)日本豆類協会(旧:財団法人 日本豆類基金協会)「豆で食育!実践ガイド」より |
小豆の種類と栄養 |
◇種類 小豆は大きく分けて普通小豆と、一回り大きい大納言小豆があります。大納言は小豆の中でも特に大粒で、煮ても皮が破れにくい特徴を持っています。 |
◇栄養 乾燥豆100g当たり たんぱく質20.8g、食物繊維24.8g、鉄分・カルシウムなどのミネラル類、ビタミンB群も豊富に含まれています。 |
学校給食用物資取扱商品
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