今日のテーマは「みかん(温州みかん)」について

 冬の果物と言えば温州みかんが代表的ですね。原産地はインドのアッサム地方で、中国を経て日本に伝わったとされます。収穫されたほとんどが生で食べられていますが、一部ジュースやデザートにも使われます。また、みかんを使っためずらしい郷土料理や名物もあります。
 みかんは柑橘類の中でも特にβ-クリプトキサンチンが多く含まれています。β-クリプトキサンチンは、近年の研究で骨粗しょう症の予防や血糖値を正常な値に保つ効果があるといわれ、その健康機能に注目が集まっています。



【郷土料理】

愛媛県:みかんずし
mikan1.jpg 米をみかんの生ジュースで炊いたご飯料理です。学校給食の献立にもなっていて、現在ではすしだけでなくバリエーションも増えています。地域によってはオレンジピラフやオレンジライスなどもあります。
和歌山県:みかん餅(みかんもち)
mikan2.jpg みかんを皮ごとおもちに練りこんだもので、普通サイズの他にひと口サイズのものもあり、特産品として商品化されています。

参照: 農林水産省 うちの郷土料理

果物情報サイト「果物ナビ」

【みかん豆知識】

mikan8.jpgヘタの裏の数と実の数

ヘタを取って裏を見ると、ぼつぼつとした突起があります。みかんの実は木とヘタがつながっています。つまり、ヘタを通して栄養や水分が運ばれていて、房の数だけその通り道があります。ヘタの裏の突起と房の数は同じなので、ぜひ確かめてみてください。ちなみに保存するときはみかんのヘタの部分を下に向けましょう。こうするとヘタからの乾燥を防ぎ、また重ねた時に固いヘタを下にすることで実がつぶれにくくなります。

mikan3.jpg

mikan8.jpgみかんを食べると手が黄色に
オレンジ色の色素(カロテノイド)は脂肪を染める性質があるので、みかんをたくさん食べると手などが黄色になります。柑皮(かんぴ)症といいますが、一時的なもので病気ではありません。

mikan8.jpg果皮は漢方薬にも用いられる
漢方では、みかんの成熟した果皮を十分に乾燥させたものを用います。陳旧(=長い期間経過したこと)がよいとされ、「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれます。また、日本では七味唐辛子の一味としても使われます。

参照: 農林水産省広報誌aff(あふ) 2017年 17年1月号
果物情報サイト「果物ナビ」

学校給食用物資取扱商品



温州みかんゼリー

50

北海道学校給食会物資開発委員会推薦商品(冷凍商品)国産みかん果汁使用。

みかん缶詰(M/Lサイズ)

固形量1700g

独自の低温殺菌で、旬の美味しさをそのままとじ込めた国産みかんの缶詰です。

JAS標準みかんジャム

15g、20g

国産のみかんを使用したみかんジャムです。

モアティエヌーヴォ

みかんジャム 15

国産のみかんを使用したジャム。一般的なジャムに比べて低カロリ-です。粒々のさのう入り。

mikan4.jpg mikan5.jpg mikan6.jpg mikan7.jpg