今日のテーマは「食品ロス」について

「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。

世界で3番目に多い日本の食品廃棄量

食品ロスの主な原因は、スーパーやコンビニなどの売れ残りや、規格外で市場に出る前に廃棄される「事業系食品ロス」と、家庭内での残飯、賞味期限切れで使わずに捨てる食材、野菜の皮などの生ゴミなどの「家庭系食品ロス」の2種類です。農林水産省・環境省の調査によると、日本では1年間に約600万トンの食品ロスが発生しており、中国、アメリカに次いで世界で3番目に多いといわれています。1人当たりの食品ロスとしても1年で約48kgになります。これは日本人1人当たりが毎日お 茶碗 ちゃわん 1杯分のご飯を捨てているのと同じ量になります。

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<参考資料: 文部科学省 食生活教材(中学生) >

なぜ食品ロス削減が必要なのでしょう   

食品ロスを放置すると、大量の食べ物が無駄になるだけでなく、環境悪化や将来的な人口増加による食料危機にも適切に対応できません。食品ロスの削減は、先進国にとっても途上国にとっても、避けて通れない差し迫った課題となっています。途上国を中心に8億人以上(約9人に1人)が十分な量の食べ物を口にできず、栄養不足で苦しんでいます。その一方で、先進国では余った食料がまだ食べられるのに捨てられているのが現状です。日本の食料自給率は先進国の中でも低く、多くの食べ物を海外からの輸入に頼っています。しかしながら、多くの食品ロスを生み出しているという状況は、社会全体で解決していかなくてはならない課題の一つです。

<参考資料: aff(あふ) 2020年10月号食品ロスの現状を知る>

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SDGsの目標である持続可能な社会を達成するため、環境に配慮した農林水産物・食品を購入したり、食品ロスの削減を進めたりします。