レシピ・食品管理システム レシピ:"打ち豆汁(福井県郷土料理)"

打ち豆汁(福井県郷土料理)

主要栄養素(1人分)

エネルギー: 103kcal タンパク質: 6.4g
脂質: 3.7g カルシウム: 59mg
鉄分: 1.4mg 食物繊維: 3.4g
福井県には曹洞宗(そうとうしゅう)の大本山である永平寺(えいへいじ)があり、宗教とのかかわりがくらしの中に強くあります。大きな仏教の行事である報恩講(ほうおんこう)の時期は大豆の収穫期と重なることもあり、大豆をつぶして作る「打ち豆汁」は、人がおおぜい集まる報恩講の席で、精進(しょうじん)料理として、親しまれてきました。また、古くは、織田信長が戦に「打ち勝つ」というゴロ合わせで、好んで兵士に与えたと伝えられています。
日本の「郷土料理」、「行事食」にご活用ください。

材料[1人分]

# 材料名 分量 リンク
1 ※打豆 5g 食品リスト
2 油揚げ(短冊) 6g ---
3 さといも(冷凍) 25g ---
4 乾燥ごぼう(ささがき) (水戻し5.25g) 1.5g ---
5 だいこん 13g ---
6 にんじん 8g ---
7 長ねぎ 7g ---
8 道産無添加みそ(白) 10.5g ---
9 昆布(パック) 1.3g ---
10 かつお中削り節パック 1.5g ---
11 *※(水戻し12.5g) ---

作り方

1
① だいこん、にんじんは2ミリのイチョウ切り、長ねぎは2ミリの小口切り油揚げは5ミリの短冊切り、冷凍さといもは袋から開け、水洗い、水切りする。
2
② 打ち豆はさっと水洗いし、豆の皮が浮いてきたら取り除き水切りする。切りごぼう(ささがき)は水で20分~30分程度戻し、水切りする。
3
③ 鍋に水を計量し、昆布を浸漬し、加熱する。煮立ってきたら昆布を取り出し、削り節を加えひと煮立ちさせ、削り節を取り出し、だし汁を取る。だし汁の一部でみそをといておく。
4
④ ③のだし汁の中に、さといも、打ち豆、だいこん、にんじんを入れて加熱する。一煮立ちしたら油揚げを加え、灰汁や打ち豆の皮が浮いてきたら取り除く。材料が柔らかくなってきたら③のだし汁でといた味噌を加え良く混ぜ味を調え、最後に長ねぎを加え仕上げ、器に盛り付け完成。
5
●当会取り扱い商品
打豆福井県産大豆100%(原料事情により、石川県・富山県産の大豆を使用する場合もあります。)大豆の栄養を丸ごと摂取出来ます。
6
●当会取り扱い商品
乾燥ごぼう(ささがき)九州産ごぼうを熱風乾燥で仕上げた商品です。面倒な前処理(皮むき、水さらし)がいらず、使った残りは保存できます。熱湯で5分以上、水で20~30分以上で戻ります。